Before

After

「実生で生えてきてしまった木を伐採するとお金がかかるので、できるだけサッパリ切ってほしい」とのご要望をいただきました。

“できるだけ切ってほしい”とのご要望でしたので、モチは枯れない程度にバッサリ剪定致しました。ビワも枯れない程度に大きく伸びた枝を根元から切り、サッパリさせました。


ビワやモチは鳥が実を食べ、糞をすることで種があちらこちらへと飛ぶのでよく実生で生えてきます。

もともと害虫や病気への耐性も強い樹木なので、実生でも立派に育っていきます。

しかし、実がなるまで育てようとすると栽培されたものに比べると時間がかかりますし、出来たとしても小ぶりなものになるか、食べられない鈴なりのものになる可能性が高いので、あまり期待せず気長に待つ必要があります。
（実がなると必ず鳥がまたやってきますので食い荒らされたりするのは要注意です！）


元々、伐採したいと仰っていた庭木ですが、お手入後には、「すっきりとしてよかったです、また次もお願いします。」と仰ってくださり、喜んでいただけたようで嬉しかったです。