植木屋は16万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
今回のご依頼はモミジ1本のお手入れです。受付した際は「幹肌の割れや傷と、その部分の枯れが気になる」とご相談をいただき、その処置と手入れをしてほしいとのご要望でした。
割れた部分や傷、枯れに関してですが、第一に枯れてしまった部分というのは復活しません。新しい傷に関しては樹液の漏れや菌の侵入を防ぐために、切り口に対して絆創膏代わりになる癒合剤を塗布します。木工用ボンドでもOKです。ですが、今回のモミジは傷口に自身でカサブタ(カルスといいます)を作っており、塗布の処置は必要ありませんでした。
剪定に関しては、半分枯れている太枝もあるので、その部分にかかる重さを減らすため、枝の整理を徹底的に行いました。葉が茂ったときに風を受ける面積を減らしたり、枝の重量を減らすことで折れてしまうリスクを軽減することが出来ました。
お伺いした際、モミジがどうなるのか不安に思われていたお客様。しかし、上記のことを伝えたうえで、しっかりと手入れをし、仕上がった状況を見ていただいた際には「混みあっていた枝葉がすっきりと解消した!」と喜んでいただきました。
今後は毎年の手入れが必須になります。思い入れのある大事な樹木が倒木にならないよう、しっかりお手入れをさせていただきます!