植木屋は12万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
いつもご依頼くださるお得意様です。「シダレザクラ、キンモクセイ、キンカンの剪定をお願いします。花を咲かせつつスッキリしたいです。」とのご要望をいただきました。
シダレザクラは、2年前の冬に高さを下げました。今回は、枯れ枝と不要枝の取り除きを中心に、整形をしました。
「シダレとつく樹木の剪定は、どういった枝を切ればいいのか。」と、お客様や通りかかった方から質問を受けることがあります。簡単に説明をすると、「地面にまっすぐ向かう枝」は取り除き、「上に伸びる枝」や「一度上に伸びてから下側へ垂れる枝」は残します。
「シダレなのに、どうして上方向に伸びる枝を残すのか。」と思うかもしれませんが、シダレる木は、新しく芽吹く枝のほとんどが勝手に枝垂れます。上に伸びる枝の方が貴重で、逆にそれを取り除いてしまうと、カッパの皿のように、樹木のてっぺんに大きな「つむじ」ができてしまいます。ですから、大きな噴水のイメージのように、てっぺんは枝が噴き上がり、段をつけるように枝を垂らしていくと、樹形の全体に新芽が吹くようになります。
他の樹木も不要枝をスッキリとさせたので、無駄な枝の重なりがなくなりました。「庭全体が明るくなった。」と喜んでいただけました。
また、お客様からご要望があり、「ご自宅の樹木の配置マップ」をお渡ししました。年によって手入れする樹木が違うので、今後は電話越しで樹木の指定をしていただければ、お互い確認ができ、スムーズに取り掛かることができます。樹木の数が多くてお困りの方には、そういったご要望にもお応えしますので、お気軽にお申し付けください。