植木屋は12万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
今回は「シマトネリコが大きくなりすぎてしまったので小さくしたい」とご相談をいただきました。
建物2階の中間辺りまで成長したシマトネリコは高い塀の際に植栽されており、かつ外側に枝が広がるように成長していました。
その主幹を手入れしても、今後のお手入れが危険を伴う作業になってしまう事、太枝の切り口から枝が芽吹くとウニのような見た目になり、恰好がつかない事をご説明しました。
一方で<ひこばえ>といわれる根元から出る新芽があったので、「それを今後育てていこう」とお話しがまとまり、ひこばえを残しそれ以外は根元から切る作業を実施しました。
仕上がりは苗木を植栽した時のような状態となりました。
小枝たちは縄で誘引をして今後の成長を想定して樹形の癖を付けました。
ご不在での作業で、後日ご確認のお電話を頂いたのですが、「思い切って世代交代をして良かった!手入れしやすい高さと枝の細さになったので嬉しい!」と喜んでいただくことができました。
樹木の世代交代は、根は交代前と同じ物を使用し続ける為、老木や根に異常がある樹木には対応できません。
ですが、そのほかの樹木でひこばえや胴吹きといった幹や根元から発生した枝があれば、思い切ってその枝で樹形を作り直すことも樹木を小さくする方法の一つです。