植木屋は12万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
今回お伺いしたお客様から、
「モミジが枯れてしまったから切ってしまいたい。」
とのご相談をいただきました。
去年葉が急に落ち、春先から新芽が出なかったとのことで、樹木をよく見ると直径1㎝近い穴が複数空いていました。
これはテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)が巣立った跡なので、枯れた原因はテッポウムシであることは確実でした。
伐採そのものは樹木が枯れていることもあり、スムーズに行えました。
幹を細かくしている際も、中から数匹のテッポウムシが見つかりました。
テッポウムシは幹肌に卵として産みつけられてから、樹木の中から樹皮に沿うようにトンネルを作っていきます。
木の中で1~2年過ごし、成虫になると1㎝程度の出口を開け、巣立ちます。
対策は幼虫で過ごす1~2年の間に殺虫するしかありません。
大事にしている樹木に、小さな穴や木くずが出ている穴があれば、テッポウムシの穴かもしれません。
見つけ次第、専用の殺虫剤を使用して駆除をしましょう。
切り株は砂利に隠れるよう、少し付近の砂利を退かして伐採しました。
樹木がきれいな姿に仕上がるまでには時間がかかりますが、撤去するのは簡単です。
今年は暖かいことが関係しているのか、いろいろな害虫が発生しています。
樹木は話せませんが、枝葉や幹に何かしらのサインを出していますので、
不思議に感じることがあればお気軽にご相談ください。