植木屋は12万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
「建物横に生えているササが伸びすぎてしまった。」とご相談をいただきました。
4年前に別の担当者がお手入れをさせていただきましたが、
ササの成長は植物の中でも早く、根も固く、至る所に伸び進むので、
道路沿いのアスファルトの隙間にも侵食していました。
今回は鋏や機械を使って生え際からすべて切り上げて、きれいさっぱり除去をしました。
ササを完全に除去するのであれば、土を掘り起こし、根ごと除去しなければ根絶はできません。
しかし前述のとおり、根そのものも固く、加えて年数の立ったササの根はカーペットのように敷きつまり、金属のスコップすら入りにくくなります。
それを行うとなると、費用もそれなりにかかってきますので、
一度さっぱり伐採をし、新たに出てきた新芽は、
若いうちに切り取って対処する方法を提案し、了承をいただきました。
お手入れ前後の変化が大きいこともあり、
「うっそうとしていたササがなくなり、さっぱりした。」と満足していただけました。
補足ですが、
飲食店や茶室、庭園等で凛とそよいでいるササやタケの姿をみて、
自宅にほしいと思う方もいらっしゃると思います。
ただ、そこで品種や植え方、管理を間違えると、大繁殖してしまうので注意が必要です。
除草剤も強力なものしか効かないほど丈夫で厄介な植物です。
私の実家近辺も、林の中でクマザサが伸び、イノシシ等の獣の隠れ場になってしまっています。
そのため、年に一回ササ刈りがおこなわれています。
ササやタケの植栽は特性を良く調べてから実施しましょう。