Before

After

「シンボルツリーを整えてほしい。」とのことで、ご相談をいただきました。

玄関前のシンボルツリーは、見た目を生かすも殺すも、切り方、仕上げ方次第。

①高さをどこまで下げるのか。②幅をどういった形にするか。③枝葉の混み具合はどれぐらいにするか。の3点を中心とし、その他にも細かいご要望をお伺いし仕上げていきます。

今回は「高さは、見栄えを見つつ調整したい。」とのご希望でしたので、一旦3ｍ程に仕上げて確認していただいた後、「ココ！」というところまで徐々に高さを下げました。幅は高さに合わせ、混み具合は葉が重ならなくなるまで透かしました。

剪定所要時間は1時間半ほどで仕上げました。

最後の1手間として、「下枝（根元側の枝）の揃えをどうするか。」とお伺いし、下枝の並びが揃うように不要な枝を切り払いました。襟足を整えるように、樹木の下枝を揃えるだけで、見た目の締まり具合が変わってきます。伸びすぎた木は、下枝を揃えて幹が見えるようにするだけでも、印象が変わってきますので、「木の剪定の仕上がり」に悩まれている方は一度試してみてください。