Before

After

昨年、「芝生がまだらになったり、剥げてたりしていた。どうしたら綺麗になるか見てほしい。」とのご依頼を受け、一度お伺いさせて頂きました。

芝生の管理はとても難しく、綺麗な状態を保つには、水遣りや草取りを頻繁におこなう必要があるほか、目土や肥料といった土壌の管理などもしていかなくてはなりません。
その為、一般的な家庭でご自身の力で長く綺麗な状態を保っているという方は、なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
そんな中でも綺麗に管理されているな、というのが私の第一印象でした。それでも気になる箇所が出てきてしまうのが天然芝です。今回は比較的樹木の陰になりやすく、裏へ行く通路の途中に張られた芝が部分枯れしていたので、張り替えることになりました。

まず、既存の芝を全て取り除き、土壌に腐葉土や堆肥を混ぜ込みました。これは水はけや生育を良くする効果を見込んでいます。
混ざった土壌を平らに均して、芝を一枚ずつ張っていきます。
今回は一回枯れてしまった後ということもあったので、一般的な「高麗芝」よりも少しお値段は張りますが、丈夫な「姫高麗芝」を使用しました。
最後に芝同士の継ぎ目を埋める為に目土を入れ、芝の根が土につき易くなるようたっぷりと水を遣ったら完了です。

今後の管理として、1ヶ月間は毎日涼しい時間帯に水遣りをすること、草が生えてきたら早めに抜き取ることをおすすめしました。
また通路ということもあり、何度も踏まれたことも枯れてしまった原因として考えられるので、なるべく踏まないようにして下さいということもお伝えしました。

何かとやる事が多く面倒だとほったらかしがちな芝の管理、長く付き合っていくには根気が必要ですが、oh庭yaはそんな皆さんの代わりを喜んでお受けいたします。