植木屋は12万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
「門冠にしているマツが2月ごろになると霧雨状に樹液を出してしまうのと、お手入れ後の切り口から樹液が垂れてきてしまい車等が汚れてしまうので根元から切ってしまいたい。」とのことで今回ご依頼をいただきました。
お客様のご希望通り、地表近くで根本から切らせていただきました。
見事なマツで、樹齢約40年のマツらしいです。
このマツは違う植木屋さんがお手入れをしていたそうなのですが、以前、根元から切りたいと頼んだら「こんな立派なマツはないよ」といってなかなか切ってもらえなかったようです。
何故切ってくれないの?と思うかもしれませんが、その植木屋さんの気持ちも正直よく分かります。本当に立派なマツで、自分がお手入れしていたものを根元で切るとなると寂しい気持ちになるものです。
しかし、お客様のご要望は第一。お客様のご要望を今一度しっかりと確認させていただき、今回、伐採することとなりました。
お客様自身もやはり長い年月をかけて育ててきた松ですから、思い入れがあったようで伐採後はお神酒をあげ「長い間、ありがとう」と仰っていました。
やはりお庭に植えてあり長い年月をかけていると木と共に思い出も一緒に刻まれていくものなのだなと改めて感じた現場でした。
40年近く手を入れたマツでしたので、切ってしまうのは複雑でしたが、渡辺君松より細く若いのになんとなく察してくれてる様な応対でした。危険なお仕事ですので事故のないよう今後益々いい庭師さんになってください。ありがとうございました。