HOME >> 新着情報 >> Interview, oh庭yaを選んだワケ? >> oh!庭ya! 千葉支店 ガーデンヘルパー 秋谷 貞夫さん

秋谷 貞夫さん 72歳
千葉支店 ガーデンヘルパー

定年を迎えて、リタイヤして、趣味を楽しむ…それも良いかもしれない。
だけど、もったいない。社会とつながり、社会に貢献しないともったいない。

今回は、定年退職後に当社に新たな仲間として加わってくださり、千葉支店を支えてくださっている秋谷さんに、同じ拠点の大西さんから「気になっていたけど、なかなか時間がなくて聞けなかったこと」をインタビューしていただきました!

―今までどういったお仕事をされてきたんですか?

秋谷:サラリーマンでした。損害保険会社を三社勤務で事務方のマネージャーとして仕事をしていました。
法律に従って判断する仕事で、極めて私情を入れる事の出来ない厳格な仕事でした。
元々植物がとても大好きだったので、定年で仕事を退職した後は、宮古島でマンゴーのハウス栽培の仕事をスタートさせました。縁あって、沖縄で三本の指に入る先進農家で働き始めたんです。
ただマンゴーの木に含まれる漆(剪定の際の樹液)が原因で肌がかぶれ重症化し、継続を断念せざるをえませんでした。

―それから、oh庭yaに入社することになった経緯を教えていただけますか?

秋谷:マンゴー栽培を断念してから、療養のために奥さんの実家に戻った時に、NPOの植木屋さんが庭の手入れに来てたんです、その理事の方から「一緒にやらないかと」声をかけられたんです。
最初は迷いましたが、思い切って入社。下働きからスタートして、最終的には営業で役所とのやりとりなどもやっていました。
その後、NPOが解散してしまい、仕事を探していた時にoh庭yaを見つけ、すぐ連絡したんです。

―oh庭yaに入社した理由はなんだったんですか?

秋谷:植木屋って、「親子でやってる」とか、「ひとりでやってる」とか、小規模なところが多いですよね。でも、どうせやるなら、組織としてやっていて、ノウハウが組織の中に集積されて、積み上がって行くような、品質が下がらない仕組みがあるような、そういうところでやれたらいいな…と思っていたんです。

植木屋って、植木とだけ向き合っていればいいって、というものでもないと思うんです。人とのつながりが大切。
だから、自分でも役に立てるものがあれば、という想いもありました。

―知識や技術を活かすことができたら、とおっしゃってましたよね。

秋谷:社会とつながっていないと…という想いがあります。ピシッとつながっていることで、自分の存在を確認できます。
それに、社会に貢献しないともったいない。まわりは、リタイヤして、ゴルフやったり、楽しんでいます。それもいいけど、少しもったいない気がしたんです。それって自分のために楽しむだけですよね。それってもったいないんじゃないかなと思う。

それで、oh庭yaのHPを見たときに、若い人が多かった。「oh庭yaさんって、植木屋なのに若い人が多いんだな・・・」とびっくりしました。若くて植木屋やりたい人が、こんなにいるんだ・・・というのは驚きでした。

だから、若い人たちと一緒に働いて、元気をもらいながらがんばれたら、と思ったんです。

―でも、秋谷さんから元気をもらっている面もあります。

秋谷:せっかく若い人が入ってきたんだったら、自分で立てるように、身が立つようになったらいいなと思うんです。本人の気持ちが変わったなら仕方ないけど、そうでなければ、サポートができればと思っています。せっかく自分でこの会社を、この仕事を選んだんだから。

―秋谷さんが新人に教える時に工夫されている点はありますか?

秋谷:やっぱり、新人さん身が立つようにしてあげたいと思っています。
自分のこれまでの人生経験を生かして、できる限りフォローしてあげたいなと。
これまでの経験もあって、人の顔を見ると、なんとなく何を考えているのかが分かるんです。
なので、なんとか活躍できるように手助けしてあげたいと思います。
教えることはとても難しい事だけど、それもまた勉強です。

―秋谷さんや長谷川さんが一緒だと、若い子たちも安心すると思います。

秋谷:べらべらしゃべるし、うるせーおっさんだけどね(笑)

―雨の日にもバイクで出勤されている秋谷さん。そこまで頑張れるエネルギーはどこから?

秋谷:人って、ひとりでもできないことはないけど、チームプレイって大切ですよね。弱いところは支えてもらうし、他の人が困っていたらフォローする。
微力であるけど、自分がチームに所属している以上は、自分の都合でチームに迷惑をかけたくない。チームで仕事をするってのは、そういうことだと考えています。
家族は、雨の中で仕事に行く自分を見て、「若い子たちが頑張ってくれるんだから、無理して行かなくていいんじゃないの」ととても心配します。実際に、力仕事だし、疲労感もあります。
でも、朝、事務所に入って、「おはようございます」と皆と言葉を交わした瞬間、スーッと背筋が伸びます。しゃんとするというか、「よし、やるぞ!」という感じです。

―秋谷さんがoh庭yaに入社されてもうすぐ3年目。心境の変化などはありますか?

秋谷:客観的に見ても、oh庭yaさんの仕事はとても丁寧で感心します。「このくらいでいいや」というのがないんです。そういうところをお客様は見ていると思うし、仕事ってこうやってやるんだよなと改めて思わせてくれます。
最初は2~3ヵ月やればいいなー思っていたくらい。でも、気づいたら3年目。お客様が「綺麗になった」「ありがとう」と言ってくれるだけで、それが力になって「明日も頑張ろう」「もっと腕を磨こう」と思えます。生きがいですね。当初はここまでやるとは思っていませんでした。

仕事として、きつい、苦しい面もあります、でも、それも考え方次第でどうにでもなると思っています。

だって、お客様からこんな風に喜んでもらえる仕事って、ありそうで、意外とないんです。
だから、そういう声を日々たくさん聞くことができるって、それだけでやりがいになります。
そういう瞬間って、普段の生活でなかなかないでしょ?
お金を介在して仕事をすることは多くあっても、その言葉をいただける瞬間って、意外とない。
お客様の本音に近いものを、直に言ってもらえること、これって、お金には変えられません。
期待したって言ってもらえるとは限らない言葉だから。

今でも、現場で見たものを、家に帰って勉強しています。
お客様の前で間違ったら悔しいから。緊張感を持ってやらないと、と思っています。

6月で73歳。8月で3年目になります。大先輩に言われます。歳じゃないよ!やる気だよ!と(笑)

自分を見て、近い年齢の人が、こうやってがんばれるんだなと思ってもらえたらいいなと思います。

―一番心に残っていること、印象深かったことはなんですか?

秋谷:これが一番、ってのは難しいな・・・いっぱいあって。
たとえば、たまに、大きな仕事の現場があります。リーダーの方が段取りを組んで指示してくれますよね。その言われたことを「はい」と言ってやるだけなら簡単ですが、自分で考えて、少しでも役に立てることがないか、貢献できることはないか、を神経質に考えながらやっています。それがうまくいったときは嬉しいですね。
大きい仕事は特に、緊張感を持って取り組んでいます。そういう機会も与えてもらっていることもやりがいです。
危険と隣り合わせの仕事でもあるから、周囲に迷惑をかけないようにやらないと、と思います。

―チームでやるということに、想いがある?

秋谷:「どうやったらフォローできるんだろう?」と、「少しでもみんなの仕事が順調に流れるように、微力ながら、もっともっと努力していこう」という気持ちがあります。
だから、「秋谷さん、成長したな」と言われたら、もっと嬉しいかもしれないし、頑張れるかもしれないですね(笑)。

―表情が変わった印象があります!穏やかになりました!以前はもっと厳しいイメージでした。

秋谷:少しは余裕も出てきたのかな。チームの誰とでも話せるし、楽しく仕事させてもらってますよ。あとは、毎日の楽しみといえばお弁当ですね。

―秋谷さんのお弁当、大きいですよね。

秋谷:そうだね、大きいね(笑)

―改めて秋谷さんにとってのoh庭yaで働く魅力ややりがいを教えてください。

秋谷:会社自体はまだまだ荒削りだし、成長途上のこれからの会社。努力していけば、まだまだ良い会社になります。だからこそ、せっかく自分には経験があるのだから、あまり後ろにいないで、言うべきことは言いたいなと思っています。
私たちの世代は、「自分があって、それから会社」というより、「会社が良くなれば、やがて自分が良くなる」という世代。自分が所属しているところを良くしたい、という想いが強いです。
そういう意味では、これからどうやって全体で会社を良くしていくのか?みんなで力を合わせれば、良い会社になると思うし、その端くれに少しでも座らせてもらえたら、それはやりがいです。

―もっとこうなったらいいなと思う点はありますか?

秋谷:結構いっぱいあります(笑)。あえてひとつに絞らせてもらうなら、植木屋は昔ながらの言い方をすれば職人です。技術の裏づけが必要な仕事だと思います。最初からベースがあって入社する人もいるかもしれないけど、経験なくやる気だけで入ってくる人もいます。そういう人を底上げできる研修やフォローアップ体制、今もあると思いますが、さらに計画的にフォローできるような研修制度があるといいと思います。
底上げできるような研修体制を築いてもらえると、やる気もさらに増すかなと。
長くいるから「なんとなく覚える」ではなくて、ある程度の期間で修得できるようになるといいですよね。そこから突き抜けるのは、個性で良いと思いますから。

―僕たちも、自分より年上の人がいると、「まだまだだな」と思います。秋谷さんも、ご自身より上の人が入ってきたら、どうですか?

秋谷:「負けられない」と当然思いますよね。むしろ、だったら自分のほうが体力はあるはずだから、それなら自分がフォローアップしようと思います。そういう人が少しでも長く働けるように、頑張ってもらえるようにしたいです。そういう方がいてくれることは、自分にとっても心の支えになると思いますし、自分も頑張れると思います。

新しい仲間が入るととても新鮮だし、新たなコミュニケーションを取れることがとても楽しみです。
野球やバスケット、バレーの集団スポーツをやってきているので、助け合い・コミュニケーションの精神で、一緒にがんばっていけたらなと思っています。

―ありがとうございました。