植木屋は12万人の主婦が選んだoh!庭ya!へ
Before
After
「毎年、凄く茂ってしまうのですっきりとさせて欲しい」とのご要望をいただきました。
ヤマボウシの剪定に最も適しているのは落葉時期の11月から3月が良いとされています。
樹形としてはカチッと綺麗に仕上げるのではなく、自然にやや丸みを帯びた形をイメージするくらいが丁度良いです。
また、樹の内側にもきちんと日が当たるように透くことも大切です。
本来、ヤマボウシは山の物ですので自然に任せるのが良いのですが庭木として植えている以上そうもいきませんので剪定をしなければいけません。
ここで注意すべきポイントが“切り過ぎない”ということです。
特に夏になると伸びた枝葉が鬱陶しく感じてしまい、根元や太い枝をバッサリと切ってしまいたいと思うかもしれません。ですが、ヤマボウシはそれほど強い木ではありません。
大きな切り口から菌などが入って病気などにかかってしまう、激しい蒸散による水分不足、切り口からいきなり徒長枝が出てそちらに栄養分を取られてしまい樹勢を弱らせてしまうなど枯れてしまうかもしれないリスクがとても多くなってしまいます。
ですので、剪定をする際には勢いが良すぎる徒長枝や外の枝とのかぶり枝、枯れ枝などの切ると良いです。今回も伸びた枝のみを剪定し、込み過ぎた枝を減らしました。道路に面しているので、通りの邪魔にならない様に心掛けながらお手入れしました!